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サウナの健康効果

サウナ発祥の地フィンランドでは、サウナが健康のために役立つことが古くから知られています。いま日本では、「サ活」いわゆるサウナを健康のためなどに定期的に利用することがブームとなっています。

 

サウナの最大のメリットは「温熱効果」

サウナには温熱効果があり、体が温まることが最大のメリットです。体が温まり、全身の血管が拡がることで、血液の流れがとても良くなります。血液の流れが良くなると、疲労回復につながります。なぜなら、血液は人間の体にたくさんある細胞へ、酸素や栄養を送ったり、細胞が活動した後の二酸化炭素や老廃物を回収したりする役割を持つためです。

 

健康効果 効能
デトックス効果 サウナの一番の魅力とも言える発汗力。この発汗は、体に溜まった老廃物を排出するのでデトックスに効果があります。汗をかくことで交感神経が刺激されるため、スポーツをしたときと同じ状態になります。つまり、サウナに入ることで運動によるストレス解消効果が得られるのです。老廃物を溜め込み、太りやすくなっている体の巡りを良くすることで、痩せ体質を作ることにもつながります。
リラックス効果 サウナに充満する蒸気はマイナスイオンを含んでいるので、リラックスにも効果があります。うつ病の緩和にも効果もあると言われているので、心の疲れが取れないような時にはサウナに行ってみるのもいいかもしれません。
疲労回復効果 運動により乳酸が筋肉に溜まると疲れを感じます。乳酸は酸素により分解され、汗として排出されますが、サウナ室では血流が安静時の2倍にもなり、酸素の摂取量も増えます。酸素を多く摂取することで、効率よく乳酸が分解されて疲れが取れるのです。
安眠効果 血液循環が良くなることで、運動後に似た適度な疲労感を得ることができます。普段は運動をしない人や、不眠の人でもスーッと睡眠に入りやすくなります。また、蒸気に含まれるマイナスイオンがリラックス効果をもたらしてくれるので、熟睡度の高い睡眠になります。
美肌効果 サウナに入ると、蒸気や熱気で皮脂腺が活発化します。すると毛穴に詰まった汚れや皮脂が排出されるのです。サウナに入って間もない汗はベタベタとしていますが、次第にサラサラとした汗へと変化します。これが老廃物を出し切ったサインです。

 

水風呂の効果

《活力がわく》
特に悪いところもないのに、身体がだるくて活力がわかないという人は、自律神経が乱れている可能性があります。高温のサウナ室のあとに水風呂に入り、自律神経を刺激して働きを活発にすると、心身のバランスが調整されて活力がわきます。

 

《湯冷めしにくくなる》
水風呂に入ると、冷たさに反応して血管や毛穴が収縮します。身体の中の熱は血液によって運ばれ、毛穴や皮膚から発散されますが、血管や毛穴が収縮しているときは熱が発散しにくいのです。体温が保たれるため、水風呂に入ると湯冷めが防げるのです。

 

《低血圧が改善される》
サウナ室では血管が拡張し、血圧は低い状態になっていますが、水風呂に入ると血管は急激に収縮し、血圧が上がります。これを繰り返すうちに心臓と血管のポンプ機能が鍛えられるため、血圧が正常値に近づき、低血圧改善につながります。

 

休憩の効果

水風呂から出たら身体をよく拭き、椅子などに座って休憩しましょう。休憩を挟むことで身体への負担を減らせるうえ、サウナ浴と水風呂の刺激による効果を最大限に引き出せます。

 

サウナ室と水風呂では、血圧や心拍数が急激に変化します。休憩して正常な状態に戻すことで、身体への負担を減らし、サウナ効果を最大限に引き出せます。

 

サウナ室の熱さや水風呂の冷たさは自律神経を刺激し、身体を緊張状態にします。休憩で緊張が和らぐと、反動で全身が十分にリラックスします。これによって自律神経が整えられ、ストレスを効果的に解消できるのです。

 

サウナの効果的な入り方

サウナの最も基本的な入り方は、サウナ浴と水風呂を繰り返す「温冷交代浴」に、休憩を取り入れたものです。サウナ室で身体を温め、その身体を水風呂で急速に冷やすことで、血管や神経に刺激を与えます。この刺激こそが、身体の働きを活性化して様々な効果をもたらすのです。

 

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